今は、紙の手帳を使っていません。
おそらくもう使うことはないかもしれません。
税理士業界に入ったのが20年近く前です。
しばらくして、手帳を使ってスケジュールを管理するようにと教えてもらいました。
それから使い始め、その方法でずっとやっていたのですが、少し前に「スマホ」で管理する方法に変えました。
使っているのは「Googleカレンダー」です。
使い始めると、やはり便利です。
まず、手帳を別に持ち歩く必要がありません。
持ち歩いていないと、予定が急に決まった時や、確認したい時に対応出来ないという不便さがありました。
スマホだといつもそばにあるので、それがありません。
機能も豊富でタスク管理もこれで出来るため、何の不自由もないという感じです。
ただ、便利さの面からスマホのカレンダーを使ってますが、実際は「紙の手帳」のほうが好きではあります。
単純に、紙の手帳が好きということもありますし、毎年手帳を買い替える楽しみもあります。
手帳以外でも、名刺の管理も昔とは変わりました。
昔は、頂いた名刺は名刺ファイルに1枚1枚挟んでいっていましたが、これもスマホ管理に変わりました。
今も名刺原本はファイルに挟んで保存しているのですが、それとは別に「myBridge」というスマホアプリを使っています。
カメラで名刺の写真を撮るだけで、情報がデータ化され名刺の画像と一緒に保存されます。
こちらでは何も入力する必要がないです。
外出先で名刺を見たい時に、事務所に電話し自分の引出しを開けてもらって名刺を探してもらうといったことも昔はあったのですが、こういったこともなくなります。
スマホさえ持っていれば困ることはなくなりました。
税理士業界自体も大きく変わりました。
分厚い専門書で調べていたようなことがネットでほぼ出来てしまいます。
返信用封筒を入れて申告書を郵送していましたが、今では電子です。
会計ソフトもクラウド型が急激に伸び、これからはシェアがもっと広がっていくと思います。
ここ数年は、受験資格の緩和や一部科目の合格率上昇により少し持ち直していますが、税理士試験の受験者も、私が受けていた頃のピーク時と比較すると半減している状態です。
これからも色々変わり続けると思いますが、対応出来なくならないようにだけはしないと、と最近よく思います。