意識していることの1つに「行動すること」があります。

この行動は大きなことではなく、毎日毎日の小さなことです。

例えば今日でいうと、「土鍋でご飯を炊く」ということをしました。

自分の家で土鍋でご飯を炊くという初めての経験です。(正確には妻が炊いています)

きっかけは妻の「土鍋でご飯を炊くと美味しいらしいよ」という一言です。

面倒だから炊飯ジャーでいいよ、というといつもの日常と変わりません。

試しにやってみることで、小さなことですがこれまでやったことがない新しい経験をすることができます。

こう思うようになったのは、30代があっという間に終わってしまったからです。

本当にあっという間でした。

小学生のころや学生時代は色んなことがあり、何をした、どこに行ったなど色んな風景を覚えています。

一番時間を長く感じた、日々の生活が充実して楽しかったと思い返す時期は、アメリカ留学時代の4年弱の期間です。

その時は何も感じることはなかったのですが、思い返してみると、毎日が新しいことだらけで何かしら行動していました。

行ったはいいけど英語も話せず、家を借り、車を買い、電話でしかできない公共料金の開設手続きはお手上げで人の助けを借りたりもしました。

行ってみたい場所にも全て行きました。

サンフランシスコに行きたいと思ったらその翌日に6時間かけて車で行き、車に寝泊まりしていたこともあります。

小さなことも含めて毎日が新しいことだらけでした。

それが30代の10年となると、もちろん子供の日々の成長の記憶はありますが、それと勉強以外にあまり記憶がないという感じでした。

このままだと40代もあっという間かも、と思うようになりました。

そして、無理やりにでも日々の生活に新しいことを1つでも取り入れようと意識するようになりました。

上の写真は家の近くの愛宕浜で昨日開催された花火大会です。

花火大会は混むから、家からでも少しは見えるからと思って何もしないと、「浜辺に座りながら真上に上がる大迫力の花火を見る」という経験は出来ていません。

花火大会が開催されると分かった時に、行こうと思い、面倒くさがらずに発売と同時にチケットを購入したという行動で、この経験を得ることが出来ました。

仕事を全力でするように遊びも全力で取り組まないと何も出来ないような気がします。

花火大会は素晴らしかったのですが、その後が大変です。

混雑がすごく、施設の駐車場から道路に出るだけで1時間かかりました。

来年開催されるときは歩いて行った方が良さそうです。