今日から3連休です。

次女は塾の合宿のため、上の大型バスで福岡から長崎の合宿会場のホテルに出発しました。

2泊3日の勉強合宿スタートです。

現在、長女は中3、次女は小6で2人とも受験生です。

小学4年生になった頃、次女が急に中学受験したいと言い出しました。

それまで中学受験なんて全く頭にありませんでしたのでびっくりです。

理由を聞いてみると、クラスの大部分が中学受験をするとのこと。

たしかに長女の時のことを思い返してみると、小6の冬、「今日は中学入試があったみたいで休みの人がいっぱいいた」という話を聞いていた気がします。

それから、まるで他人事だった中学受験が始まりました。

最初は様子を見るため、近くの個別指導塾に通ってみることにしました。

しばらく通い、受験する意思は変わらなそうだったので、本格的に中学受験専門の集団塾にお世話になることにしました。

入塾テストを受け、その結果を私と次女で聞きに行きました。

ライバルになるすでに塾で勉強している子たちは、小学校入学時や低学年から通っています。

この時点で勝てるわけありませんので、私はテスト結果について、ある程度覚悟して聞きに行きました。

横にいる次女は、そのあたりの事情を分かるはずもなく、予想以上に厳しい結果に固まっていました。

その場面は今でも覚えています。

その時に先生がおっしゃっていたのは、入塾するときは誰でもこのくらいですが、誰でもここから伸ばびていき、受験には十分間に合います、ということでした。

家に帰り、妻も含め3人で話し合いです。

目指す中学は、このままでは当然厳しいが努力次第では不可能ではないこと、遊ぶ時間やテレビを見る時間など犠牲にするものがあること、楽ではないこと、相当の努力が必要なこと、頑張れるか、などです。

本人には、やめるという選択肢はなかったようで、そこから本格的な中学受験へ向けた生活が始まりました。小学4年の2月ころです。

「中学受験は親の受験」とも言われていますので、親も真剣に向き合わないといけません。

本やネットで色々調べ、大量のプリント整理、コピー、スケジュール管理、送り迎え、分からない問題を一緒に悩み(算数は本当に難しい)、時にはペースを落とすように言ったり。

こうやってやってきた受験生活も、第一志望校の受験日まで残り4ヵ月を切りました。

本人の頑張りはすごく、全く手が届かなかった希望校ですが、今では十分狙える位置をキープしています。

勉強も楽しいようで、学校とは違う環境での友達もでき、家でも色々と話してくれます。

たまに、つらすぎて、「勉強がつらい」と言っていますが(時には1日15回くらい)、それ以上に毎日が充実しているようです。

私も税理士試験の勉強をしていたときは、つらいけどなぜか充実している、という感覚でしたのでなんとなく分かります。

今、本人は自分のやりたいことをし、目標を決め毎日努力しています。

この歳で貴重な経験をしていると思います。

子供達には、自分のやりたいことをし、他人ではない自分の人生を生きていってくれればと思っています。